パンに合わせるおすすめ野菜とパンのマリアージュ
2024/05/22
今回は、パンと野菜の美味しい組み合わせについてご紹介します。野菜には栄養がたくさん含まれていて、パンと一緒に食べることで、よりバランスの良い食事を楽しむことができます。そこで、今回はパンに合わせるおすすめの野菜と、おいしいマリアージュのコツを紹介します。
目次
1旬
旬というタイトルは、パン屋にとってはあまりにシンプルすぎるかもしれません。でも、パン屋には欠かせない言葉かもしれません。例えば、1日に旬の食材で、何個のパンを焼くのか、1つのパンの重さは何グラムなのか、1週間で何種類のパンを作るのか、などなど。パン屋にとって旬という言葉は、かなり意味を持っています。 また、パン屋ならではの旬という言葉は、今だけ限定という意味合いもあり、1番人気のパンにもなりえます。これは、定番のクロワッサンや食パン、あるいは定番の菓子パンなど、お店ごとに異なるかもしれませんが、必ずと言っていいほど存在するはずです。 そして、最後に旬の意味するところは、パン屋さんが1つのパンに込めるこだわりや思いです。素材にこだわり、手間をかけて焼き上げられたパンは、1つ1つがお店の自慢であり、顧客に届ける喜びや幸せを表します。 旬というシンプルなタイトルには、パン屋さんの数え切れない想いやこだわりが込められています。その1つひとつを大切にし、日々の仕事に活かしていくことが、お客さんにも愛されるパン屋さんに成長するための秘訣かもしれません。
2パンに合わせる野菜:サンドイッチ
旬の野菜を多く使う 当店では、手作りの月替わりサンドイッチやカレーパン、野菜を焼きこんだパンなども提供しています。野菜にも様々な調理法がありますが、サンドイッチに合わせるには、どんなにおいしい野菜でも、気を付けなければいけないのは、野菜の水分です。カフェや喫茶店で提供されるサンドイッチと違い、パン屋では、お客様が購入後、いつ、サンドイッチを食べるのか、想像がつきません。その為、葉物野菜の水分は、特に丁寧に拭き取る必要があります。レタスやキュウリにマヨネーズをかけて、そのまま放置しておくと、野菜のシャキシャキ感が無くなり、水っぽく、べちゃべちゃした経験があるかと思います。そうなると、見た目も悪いし、残念なお味になってしまいます。かといって、野菜本来の水分を無理やり搾り取るのもサンドイッチにおいては、違っています。冷蔵庫で冷やして食べるサンドイッチには、フレッシュな瑞々しさも必要です。例えば、ご家庭では、レタスはキッチンペーパーで、軽く、 表面の水分を拭き取り、キュウリは、少し塩をしておいて、絞ってから使うと、程よく水分が抜け、おいしいサンドイッチが作れると思います。自然をほおばるsolaでは、いろんな旬野菜や手作りのお惣菜を使ったサンドイッチを、その時の旬野菜を使って作っています。朝ごはんやランチ、おやつなど、様々なシーンでご利用いただけるよう、豊富な品揃えを心がけています。 ぜひ一度当店の手作りサンドイッチをお試しください。
3パンに合わせる野菜:カレーパン
自然をほおばるsolaでは、人気のカレーパンにも、沢山の国産野菜を使っています。玉ねぎやニンジンはもちろんですが、種類によっては、ジャガイモ、南瓜など、様々です。例えば、愛媛県産はなが牛で作る牛すじカレーパンは、野菜の旬に合わせ、冬シーズンには、大根や長ネギを使い、夏シーズンには、茄子やトマト、枝豆を使います。秋茄子とキノコが美味しい秋の季節には、秋限定の秋ナスと四種のキノコとカレーパンも登場します。旬の野菜を使うことにより、美味しさだけでなく、旬の野菜をを食べるという楽しみも出てきます。カレーパンは、野菜やその他の具材をカレールーと一緒に包まなければいけませんし、油で揚げるのですから、水分は大敵です。そのためには、ご飯に合わせるカレーとは、作り方も、味付けも変わります。例えば、ジャガイモなら、ルーにそのまま入れて作るところを、一部ルーに混ぜ込み、ルーに溶かしますが、半分は素揚げします。また、ナスも一度サッと揚げてから使います。野菜そのものに水分が少なめの場合は、炒めて使ったり、食材によってそれぞれの調理法をとります。揚げると、野菜の水分は減りますが、油分が増えるので、揚げたものばかり入れると、べちゃっとした食感のカレーパンになったり、食べた後、唇が油で、べちゃべちゃしたりと、残念なカレーパンとなってしまいます。
当店のカレーパンは、素材を生かし、可能な限り無添加で作っています。特にベジタリアンに人気のベジカレーパンには、無添加の厚揚げを使い、山口県産のレンコンを使い、完全無添加です。
また、油は毎日新しいものに交換してますので、酸化した油臭さもないと思います。
是非、お試しくださいませ。
4パンに合わせる野菜:焼き込みパン
プレーンな食パンやクロワッサン生地に、野菜を合わせるのも手軽に野菜が食べれて、おすすめです。自然をほおばるsolaでは、春はタケノコ、夏はズッキーニ、トマト、ナス、秋は、カボチャやいろんな種類のキノコ、冬には、大根やねぎなど、使う野菜もさまざまです。
サンドイッチやカレーパンと違い、プレーンな生地に合わせる野菜には、水分はもちろんですが、直接オーブンの火があたることを考えて、パン生地の火の通りと、野菜の火の通りのバランスを考えて作らなければいけません。その為には、あらかじめ、野菜をセミドライにしておいたり、ガーリックオイルに漬け込んでいたり、焼けてからバーナーで炙ったり、それぞれの加工方法を考えなければいけません。
自然をほおばるsolaでも、野菜とチーズを合わせたチーズパイやキノコとチーズを炙ったハード系のパンは、人気です。
自然をほおばるsolaでは、素材にもこだわり、国産小麦粉使い、食品添加物は出来るだけ、使用していません。美味しさだけでなく、健康にも配慮したパンを提供することで、多くのお客様から支持されています。 ま美味しくて健康的なパンを提供するだけでなく、お客様にも楽しい時間を過ごしていただけるようなお店です。ぜひ一度、足を運んでみてください。